6月のお休み&頚部(首)①【頸部の骨格の特徴】
こんにちは('ω')
梅雨のはしりで、雨の多い季節になりました。
毎日着るものが変わるし、湿気と気圧と季節外れの寒さで、体調の落ち着かない方が続出です。
冷たいものを摂りすぎず、早く寝て、身体に優しいものを食べる。
当たり前ですが、そんな規則正しい生活がいちばん自分を守ってくれます。
がんばりすぎず、乗り越えていきましょう!
今月のお休みのお知らせです。
2日(月)
9日(月)
16日(月)
23日(月)
26日(木)
27日(金)
30日(月)
※26日~27日の間のご連絡は、返信が遅れます。
※ご新規のお客さまの受付は休止しております。予めご了承ください。
※ご来店時に手洗いをお願いしております。
お手数をおかけしますがご協力をお願いします。
今月もお知らせを作っています(^-^)
今回からは新シリーズ!
「頚部(首)」について、改めて深掘りしていきたいと思います。
今回は「頚部の骨格の特徴」についてです!
人間の身体には25個の脊椎骨があり、いわゆる「背骨」を形成していますが、
その中で上から7個が「頚椎」と言われる首の骨です。
頚椎は、第一頚椎から第七頚椎までブロック状の7つの骨が縦に連なった形をしていて、緩やかに前方にカーブしながら胸椎に繋がっています。
この緩やかな湾曲が、成人で4~5㎏もあるとされる頭の重さをうまく逃がしてくれるはずが、うつむいたスマホを見る姿勢などによって数倍の負荷が首や肩にかかってしまうのが、近年よく聞く「スマホ首」の主な原因と言われています!
頚椎は、第一・第二と第三から第七までで構造が違うのが特徴です。
第一頚椎は「環椎」といい、輪っかの形をしているのが特徴です。
中心部の椎体や棘突起がなく、他の椎骨より大きめの椎孔(穴)があいています。
環椎の上部は後頭骨と連結し「環椎後頭関節」を構成して頭蓋骨と脊柱を繋ぐ役割もあります。
第二頚椎は「軸椎」といい、他の頚椎にはない「歯突起」という上方に伸びる突起があるのが特徴です。
この歯突起が、第一頚椎(環椎)の輪っかの中に入り込んで軸になり、頭部を左右に回旋させる際の回転軸になって、大きく首を左右に動かしやすい構造になっています。
この第一頚椎(環椎)と第二頚椎(軸椎)の動きで首の回旋の動きの半分を担っており、その代わり前後屈や屈伸の動作ではほぼ動かない、回旋に特化した構造になっています!
第三から第七頚椎はほぼ同じ形をしていて、上下の頚椎との間で「椎間関節」を構成しています。
環椎と軸椎が回旋に特化した構造になっているため、前後屈や側屈の動きは第三から第七頚椎が担っています。
ということは、回旋以外の動きは頚部の真ん中から下部に負担がかかるということで、ヘルニアやムチウチなどは中~下部で起こりやすいのも納得です。
このように、頚椎7個の中でも役割分担がされ、身体の複雑な動きを可能にしています!
この構造を理解していると「下向いてスマホいじってる姿勢大丈夫?」とか「うつ伏せで本読んでるけど首の負担強くない?」とか、首の姿勢を考えるヒントになりますね(^-^)
次回は「首を動かす筋肉」について考えていこうと思います!
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では、今月もSORAをよろしくお願いいたします♡
では、また(´▽`)ノ
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