6月のお休み&手指のトラブル③【ばね指】
こんにちは('ω')
早いもので、2024年の前半を締めくくる6月ですね。
この時期になると、ついうっかり「この半年何にもしてないな~💦」とネガティブ反省して落ち込んじゃいますが、
新年度が落ち着き、天気不安定で気圧最悪・・・というこの時期に考えすぎるのは、本当に良くない!!思考が良い方には行きません。
どうせならあと二ヶ月保留して8月に反省してみてください(^-^)
暑くて天気の良いときに考えれば、ほぼポジティブ反省になります。
この時期は粛々と、目の前だけ見て頑張りましょう。
今月のお休みのお知らせです。
3日(月)
10日(月)
16日(日)
17日(月)
24日(月)
※ご新規のお客さまの受付は休止しております。
予めご了承ください。
※ご来店時に手洗いをお願いしております。
お手数をおかけしますが、ご協力をお願いします。
今月もお知らせを作っています(^-^)
今回からは、手指のトラブルの具体例に移っていきます。
今月は「ばね指」について!
前回お話した、「腱」と「靭帯性腱鞘」と「滑膜性腱鞘」の関係性のおさらいですが、
長い手指を器用に動かすために、腕の筋肉から手首・指先にかけて細長い「腱」が伸びており、その腱が浮かないようトンネル状に腱を押さえつけているのが「靭帯性腱鞘」、そして腱と靭帯性腱鞘の摩擦を防ぐために腱を覆っているのが「滑膜性腱鞘」でしたね!
しかし、こんなに精巧に作られた手指のシステムでも、
・パソコンや細かい仕事や手指を酷使するスポーツなどによる、手の使い過ぎ。
・更年期や妊娠出産期の女性。
など、様々な原因で「腱」と「腱鞘」が擦れ合って炎症が起こります。これが「腱鞘炎」です。
この「腱鞘炎」が悪化したバージョンの一つが「ばね指」です。
ばね指は、主に手指の使い過ぎが原因と言われ、どの指でも起こる可能性がありますが、親指と中指に多く見られます。
通常はトンネル状になった靭帯性腱鞘の中を、滑膜性腱鞘に包まれた腱がスムーズに動いて指を曲げる動作が行われていますが、
靭帯性腱鞘が一か所何らかの理由で炎症を起こし、動かすたびに摩擦で炎症が進んでしまい、腱鞘が肥厚したり腱が肥大することによって、トンネルの中をスムーズに通過できなくなって引っ掛かりが出来てしまいます。
そして、トンネルの中を無理やり腱が通過した時にバネのように弾けて指が伸びる・・・というのが「ばね指」の状態です。
指の付け根に痛みや腫れ、熱感や圧痛があり、朝方に症状が強く日中は使っていると症状が和らぐのが特徴です。
炎症なので、使えば使うほど悪化しやすいので、自身でできる改善方法としては「安静」や「固定」になります。
しかし、悪化すると指が動きにくくなっていくので、症状に応じて整形外科を受診しましょう・・・
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それでは、今月もSORAをよろしくお願いいたします♡
では、また(´▽`)ノ
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