たんぱく質①【からだをつくる、アミノ酸】

こんにちは('ω')



今回からは、「5大栄養素」シリーズ!


まずは「体をつくる材料になる栄養素 たんぱく質」について、お伝えしていきます(´▽`)



たんぱく質って何?



たんぱく質は、筋肉や皮膚、髪の毛や爪、内臓、血液など、身体のあらゆる部分をつくる材料になっている栄養素です!



よく筋トレしている方が「プロテイン」を飲んでいますが、プロテインとはたんぱく質の英語名です(*'ω'*)

なので筋肉を大きくする・・・・というイメージが強いですが、筋肉だけでなく身体を構成するあらゆる部分に必要です!




たんぱく質には


 動物性たんぱく質(肉・魚・卵・乳製品など)

 植物性たんぱく質(穀類・豆・種類によって野菜・果物)


があります(`・ω・´)






そもそも、同じたんぱく質でできているって言うけど、


爪と血液って全然違うじゃん!!なんで?( ˘•ω•˘ )?




と思いますが、




それは、たんぱく質は20種類のアミノ酸に分解された後、それぞれの目的に合わせて数十~数百個以上結合し再構成されて、約10万種類のたんぱく質に形を変えているからです!!!



簡単に言うと、



食事から摂ったたんぱく質がアミノ酸に分解されてバラバラになったところを、肌用・爪用・髪用・血液用・・・など、目的別に再び集められて結合し、それぞれ組み合わせの違いで違う形ができあがる!ということです(*'ω'*)





「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」



身体を作っている20種類のアミノ酸には



体内で十分量を合成できない9つのアミノ酸を「必須アミノ酸」


体内で合成できるが、様々な働きがあるため摂取したい11種のアミノ酸を「非必須アミノ酸」




があります(^-^)





いずれも必要な栄養素ですが、


とくに必須アミノ酸は体内で必要な量が合成できないため、食事で摂取することが大切です!



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★必須アミノ酸


バリン

筋肉を作り、成長に関与する。

イソロイシン、ロイチンと共にBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれる。


 クロマグロ・牛、豚レバー・プロセスチーズ など



イソロイシン

筋肉をつくる。ヘモグロビンを形成するのにも必要。

バリン・ロイチンと共にBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれる。


 クロマグロ・豚ロース赤身・鶏卵 など



ロイチン

子供の成長や、大人の筋肉維持に必要。たんぱく質の生成・分解を調整する。

バリン・イソロイシンと共にBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれる。


 カツオ・鶏むね肉・鶏卵 など



メチオニン

身体の中でたんぱく質を合成するとき、必ずはじめに必要な必須アミノ酸。

脂肪をエネルギーに変えるときに必要なカルニチンの生合成に関わる。


 クロマグロ・豚ロース赤身・鶏むね肉・無調整豆乳 など



リジン

身体の組織を修復する。小麦や米などの穀類には少ない必須アミノ酸。

脂肪をエネルギーに変えるのに必要なカルニチンの材料になる。


 カツオ・マアジ・凍り豆腐 など



フェニルアラニン

神経伝達物質ドーパミンやノルアドレナリン、黒色色素メラニンの材料になる。

合成甘味料アスパルテームの原料にもなるアミノ酸。


 牛レバー・クロマグロ・鶏むね肉 など



トリプトファン

脳内神経伝達物質セロトニンの材料になる。

体内でナイアシン(ビタミンB群)を合成する。


 カツオ・牛、豚レバー・鶏卵・プロセスチーズ など



スレオニン

人が体内で全く合成できないため、食事からの摂取が必須。

成長を促進する。脂肪肝の抑制。


 クロマグロ・鶏むね肉・豚ロース赤身・凍り豆腐・プロセスチーズ など



ヒスチジン

人の体内での合成が比較的遅いアミノ酸で、幼児が不足すると湿疹ができやすい。

ヘモグロビンに多く含まれるので、不足すると貧血になるおそれがある。


 カツオ・クロマグロ・まいわし など



アルギニン

成長期に合成能力が足りないので、小児では必須アミノ酸となる。

成長ホルモン、インスリンやグルカゴンの分泌促進に関わる。


 イセエビ・豚ロース赤身・鶏むね肉・無調整豆乳 など




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★非必須アミノ酸


グルタミン

ストレスなどで足りなくなることもあり「準必須アミノ酸」といわれている。

血漿(血液の液体成分)中にもっとも多いアミノ酸。

小腸・免疫細胞のエネルギー源になる。



グリシン

コラーゲンの33%を占める非必須アミノ酸。

睡眠の質をよくするといわれている。


 車エビ・豚ひき肉・うに など



アラニン

ほとんどすべてのたんぱく質に広く存在する。

アミノ酸の中でいちばんグルコースに変わりやすく、エネルギー源になる。



セリン

たんぱく質分解酵素など多くの酵素の重要な部分に存在する。

中枢神経の栄養因子になる。



チロシン

アドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミンの材料になる。

甲状腺ホルモン、黒色色素メラニンの材料になる。


 クロマグロ・豚ロース赤身・凍り豆腐 など



システイン

身体の中のたんぱく質は立体の形をしていることが重要な意味を持つが、この立体構造を保つのに大切な役割を果たしている。

タウリンの成分。エネルギーをつくる補酵素CoAの成分になる。



アスパラギン

世界で最初に発見された非必須アミノ酸。

たんぱく質の表面にあって、水やほかの極性のあるアミノ酸とくっつく性質がある。



プロリン

コラーゲンの材料となり、強いコラーゲン合成に役立つ。

角質層保湿作用、コラーゲン修復作用。



アスパラギン酸

身体の中に存在する割合は少ないが、たんぱく質の親水性のかたまり部分などで重要な役割を担っている非必須アミノ酸。

人工甘味料アスパルテームの原料になる。



グルタミン酸

小麦グルテンから発見されたアミノ酸。たんぱく質をつくるアミノ酸として広く存在する。

アスパラギン酸と共にたんぱく質の親水性のかたまりの部分で、重要な役割を果たす。

興奮性神経伝達物質。GABA(抑制性の神経伝達物質)の材料にもなる。




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たんぱく質は、人間の身体のなんと20%を占めています(`・ω・´)




筋肉や内臓など身体本体をつくるだけでなく、消化や脳神経系機能を調節するホルモンを作ったり、


消化・代謝に欠かせない酵素を作ったり、免疫抗体を作ったりと、


たんぱく質は、身体の中で重要な働きを担っています!!




なかでも、体内で合成できない「必須アミノ酸」は不足しないように注意が必要です(*'ω'*)




不足することによって、新しい皮膚や髪の毛が作られず抜け毛や肌荒れなどのトラブルが起こりやすくなります(´;ω;`)ウゥゥ


また、筋肉量が減って太りやすくなったり、免疫が落ちて風邪をひきやすくなったり。





不足しないように気をつけて摂取していきたいところですが・・・



残念ながら、身体の中に貯蔵庫がないので摂り貯めすることができません・・・(´・ω・`)💦


なので、毎日欠かさず摂ることが大事になります!!!






じゃあやみくもにたんぱく質をたくさん食べればいいの?( ˘•ω•˘ )?




ということで、次回はアミノ酸の有効な摂り方、選び方!


「アミノ酸スコア」のお話をしていこうと思います((((^-^))))





では、また(´▽`)ノ♡

横浜上大岡 整体/筋膜 ハーブボール   SORA

上大岡の小さなプライベート整体サロン SORAです。 筋肉・骨格はもちろん、筋膜の癒着を外し 身体が本来持っている快適な動きを取り戻す施術をしています。

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