表情筋を理解すると、首から肩が緩む!顔痩せも可能!!②
こんにちは('ω')
前回に引き続き「顔面表情筋」のお話です♡
今回は、知っていればセルフマッサージも表情筋トレーニングもグッと効果が上がりやすい、
表情を作っている主な筋肉がどこからどこにくっついているのか(起始と停止)!
どういう動きをして、どんな表情を作るのか!
を、お話していきたいと思います(*'ω'*)✊
①前頭筋(ぜんとうきん)
起始:鼻根・眉間の皮膚→停止:帽状腱膜に付着
鼻と眉間から始まって、だいたい生え際のあたりまでつながっている筋肉です。
おでこの皮膚を引っ張って眉を引き上げる動きをしていますが、衰えると額の横ジワができてしまいます。
②鼻根筋(びこんきん)
起始:鼻根部・鼻背筋膜に付着→停止:前頭部の眉間部の皮膚
鼻から眉間につながっていて、眉間の皮膚を引き下げる動きをしています。
顔の中心にギュー!っと力を入れると鼻の上部にシワが寄って眉間が下がりますが、これが鼻根筋の働きです。
しかめっ面をしていると、鼻根筋が固まって眉間の縦ジワがとれなくなります。
③小頬骨筋(しょうきょうこつきん)
起始:頬骨→停止:鼻唇溝の近くの上唇の皮膚
頬骨から上唇の中心部に向けて走っている筋肉です。
上唇を上方と後方に引く動きをしていて、大頬骨筋と協力して笑顔をつくるのに欠かせない働きをしています。
④大頬骨筋(だいきょうこつきん)
起始:頬骨→停止:口角・上唇・下唇に付着
頬骨から唇の端に向けて走っている筋肉です。
口角を上方、外側方に引く働きをしていて、口を「い」の形にするときや口角を上げるときに活躍します。
大頬骨筋・小頬骨筋・笑筋が働いて笑いの表情を作っているので、笑わなかったり衰えてきたりすると、口角が下がり頬が緩んでたるみが生じます。
⑤笑筋(しょうきん)
起始:耳下腺付近の頬骨の筋膜→停止:口角の皮膚
耳の下に近い頬から口角についている筋肉です。
口を横方向に引いて横長にしたり、頬っぺたを歯の方向に引きつけたりします。えくぼを作るのも笑筋の働きです!
きれいな笑顔を作るのに欠かせない筋肉で、衰えると頬のたるみにつながります。
⑥口角下制筋(こうかくかせいきん)
起始:下顎骨の下縁。広頸筋に付着→停止:口角・一部は口輪筋に付着
下あごから口角に向けてついている筋肉です。
口角、上唇を下方に引く動きをしていて、いわゆる「への字口」をつくるときに使われます。奥歯をグッと噛みしめて下の歯を出しながらしゃくれた表情をつくると、力が入ります。
口元、あごのシワに関わっています。
⑦オトガイ筋(おとがいきん)
起始:下顎骨の前面→停止:オトガイ部の皮膚
唇の下から顎先にのびている筋肉です。
すっぱいものを食べた時や、下唇をすぼめた時に顎の前面にギュッとシワが出来ますが、これがオトガイ筋が収縮する働きです。
顎のラインを引き締める筋肉なので、衰えると二重顎に。
⑧口輪筋(こうりんきん)
起始:上顎骨と下顎骨の歯槽突起→停止:口唇
口の周りに付着する筋肉で、顔全体の筋肉とつながっています。
口を閉じたり、口を尖らす動きをしていて「チュー♡」の表情を作るときに活躍します。
口元の表情を作っているので、衰えると口元のシワやたるみにつながります。
⑨頬筋(きょうきん)
起始:上顎骨歯槽突起の外側面、下顎骨頬骨稜→停止:口角に移行。口輪筋に移行。
顎関節の上下から口角方向にのびている筋肉です。
笑筋らと共に口角を外側に引く働きをしていますが、その中でも頬筋は強力な働きをします。トランペットを吹くような動きや、口を閉じて口角をギューっと外に引く動きなどで使われています。
笑顔を作るのに大事な筋肉ですが、衰えると口角が下がり、ほうれい線や頬のたるみが目立ち老けた印象に。
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いかがでしょうか?(´▽`)
筋肉は起始から停止に向かってついてるので、筋肉の始めと終わりを緩めれば効率的にほぐせるので、ぜひやってみてくださいね!!
よくフェイシャルの施術をさせていただいたあとに思うんですが、筋肉が緩むと表情が大きく出るので、年齢に関係なくほんとに皆さん自然できれいな表情をされます(*'ω'*)♡
普段からセルフケアしつつも、
ぜひ「筋膜小顔フェイシャルコース」を受けて頂けたらいいな(´ω`*)!!!
きっと実感していただけるとおもいます♪
次回はおまけ編で、顔の形別の注意点のお話をしたいと思います\( 'ω')/
では、また♡
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