自律神経について②【自律神経の働き】
こんにちは('ω')
今回は「自律神経」の役割、働きを詳しくお話していきます!
よろしくお願いしますm(__)m♡
自律神経って?
身体の中では、脳から指令を出したり、逆に末端からの情報を脳まで届けたりなどの「神経系」というネットワークがあり、ぐるぐると情報を伝えあって動いています。
このうち脳とその下に続く脊髄までを「中枢神経」
中枢神経から枝分かれして身体の隅々まで行き渡っているのが「末梢神経」
と言います。
「自律神経」とは、「末梢神経」の役割のひとつで
自分の意志とは関係なく、刺激や情報に反応して体内環境を自動的にコントロールしている神経のこと。体内環境が一定に保てるように調節してくれています!
また、喜怒哀楽などの本能的な心の動きである情動と密接に関係しています。
「自律神経」はおもに内臓に分布し、
内臓に反対の作用をさせる「交感神経」と「副交感神経」があります(*'ω'*)
交感神経は戦いの神経
「交感神経」とは、活動を促す神経でおもに昼間働きます。
突然の緊急事態に対応するような活動を促す指示を身体に発令する・・・まさに「戦いに備える神経」なのです('ω')!
敵と出会ったとき
➡たたかう
にげる
みたいな選択を迫られたときに、ガンガン「交感神経」が働きます!
そのため、「交感神経」の作用は
・周囲や相手の状況をよく見て把握するため→瞳孔が拡大する
・筋肉や脳へたくさん血液を送って身体能力を高め、判断力をあげるため
→心臓の鼓動を促進する、血圧をあげる
・皮膚の血流や胃腸の消化など緊急時に必要のない活動を抑制する
などなど・・・(´▽`)
このように「交感神経」は、即座に状況に適した行動ができるように身体機能を研ぎ澄まし
逆に、緊急時に必要のない機能を抑制する働きをしています!
副交感神経は休息の神経
「副交感神経」とは、回復と休息を促す、まさに「癒し♡」の神経です(*´ω`*)
おもに夜に働きます!
「交感神経」と逆の作用をすることによって、神経の昂りを鎮め身体を休め
次の緊急事態に備えてくれています♪
そのため「副交感神経」の作用は
・外からの光の刺激を減らすため→瞳孔が縮小する
・リラックスするため→心臓の鼓動を抑制、呼吸もゆっくりに
・胃の消化を進め、腸の血管を拡大して血液を集めることで、消化が促進される
などなど・・・(´▽`)
このように「副交感神経」は、身体を休め体力を回復することを最優先しています(´ω`*)
「交感神経」と「副交感神経」の関係
「交感神経」と「副交感神経」は
一方が活発なときはもう片方の活動が抑制される シーソーのような関係です!
そして、反対の作用をすることによって、体内環境のバランスを取っています(`・ω・´)
おもに昼間は「交感神経」が活発になり、頭を働かせやすくなっています。
おもに夜は「副交感神経」が活発になり、リラックスしやすくなっています。
このバランスが大事!!(`・ω・´)
集中していたいから「交感神経」ばっかりがいいというのもダメ!
ずっとリラックスしていたいから「副交感神経」だけがいいなー。というのもダメ!
良いバランスで作用することによって、
常に身体の状態が安定するようにできているのです(*'ω'*)!
しかし、ストレスや過労、不規則な生活リズムなどで
「自律神経」のバランスがくずれてしまうことがあります・・・
次回は
「自律神経のバランスが崩れたらどうなるの?」
「バランスを整えるための対策は?」
というお話をしていきたいと思います(*´ω`*)
では、また('ω')ノ♡
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