湿気が蝕む「胃腸」の不調に注意!
こんにちは('ω')
梅雨明け目前!
あとちょっとの辛抱で長雨の憂鬱から解放される~!
とはいえ、日本の気候は夏になっても湿度が高く、ムシムシとした暑さからは逃れられないもの。
近年は、エアコンなどで空調が管理されていて室内では過ごしやすいっちゃ過ごしやすいですが、外気との温度差が大きく、それが体調不良につながって夏は何となくいつもしんどい・・・という方も増えています。
湿度が高いと水分の代謝が滞りがちになり、本来は汗や尿で排出するはずの水分が身体の中に溜まるため、お腹がなんだかチャポチャポする感じや、食欲が落ちる、下痢をするなど、とくに「胃腸」にダメージを受けやすくなってしまいます💦
さらに電車や職場など、避けようがない冷房がお腹を冷やしてさらに大ダメージ(´;ω;`)
これは、気圧や気温などの外気の影響を受ける「気象病」の一種。
人間の身体は体温などの体内環境を一定に保つ「恒常性」が備わっていますが、急激な温度や湿度の変化があると、恒常性を保つ自律神経がストレスを受けて混乱することで身体の不調を招いてしまいます(>_<)
こんな不安定な時期に、もともと胃腸に自信のない方はさらに要注意!!
梅雨から真夏に向けて、湿気が蝕む「胃腸の不調」から身体を守るため、改めて注意点を考えていきましょう!
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湿気から身体、とくに胃腸を守るためにすることは、
①胃腸に負担を掛けない
②自律神経が整う生活をする
というのが大事になります!具体的に考えてみましょう。
・とにかく冷やさない
発汗がうまくいっていないと、代謝が落ち・血液循環が滞り、身体の中で熱を作れず巡りも悪いので、結果身体を冷やしてしまいます。
さらに冷房などでもっと代謝が落ちるのを防ぐためには、とにかく冷え予防!!
昔からよく言う「三首(首・手首・足首)を冷やすな」というのは本当に正解で、デコルテの開いた服やロールアップしたパンツなど夏の服装が、地味に冷えを助長します。あと油断しがちなのがヌーディーなサンダル!足甲が冷えるとむくみますよー。
また、暑い外から帰るとアイスや冷えたビールが欲しくなってしまいますが、急激に胃腸を冷やすのはとっても負担!
この時期は体温より冷たいものをなるべく避けて、水分は常温以上、野菜は生より火を通したもの、お刺身なども少しにしましょう。
どうしても冷たいものが飲みたい!食べたい!という時は、食後少し時間をおいてから量を少なめに摂るようにしましょう。
・脂もの・甘いもの・味の濃いものに注意
揚げ物や脂身の多いお肉などの脂もの、砂糖や小麦粉をたっぷり使ったスイーツなどの甘いもの、濃い味付けのものなどは、水分を溜め込みやすく胃腸の負担に!
とくに冷たくして食べる食べ物は味が薄く感じがちなので、自炊で作ってもついつい濃いめの味付けになってしまいます。ちょっとだけ薄いかな?くらいの味付けを心がけましょう。
あとは、ドレッシングやたれは「かける」ではなく、小皿などに取って「つける」というのを習慣にすると必要以上のかけすぎを防ぐことができます。
脂…炭水化物…味濃い…で代表格のラーメン(とくに家系とか。美味しいけど!)などは、この時期は控え目にするほうが胃腸のためになるかも。
また甘味料を選ぶときも、精製された上白糖よりも、原材料の甜菜(サトウダイコン)が寒冷地で栽培される「てんさい糖」などを選ぶのも温めには効果があると言われています。
・ネバネバ食材は控え目に
食欲があんまりない日は、ネバネバ食材を乗せた冷たいお蕎麦ならスルッと入りやすい♬…なんてことはよくありますが、ちょっと待って!💦
納豆・オクラ・めかぶ・山芋・モロヘイヤ…などのネバネバ食材はタンパク質や水溶性食物繊維でできていて、栄養豊富で夏バテ対策にもなる優れモノ!なので胃腸が元気な時にはとっても良いのです!!
しかし、胃腸の働きがイマイチ…という時は、ゆっくりとした消化が胃腸の負担になることも。食べ過ぎると下痢をしたり、お腹が空きにくくなって食欲不振に拍車がかかってしまいます。
また、穀物やゴボウ・セロリなどの野菜、豆類に多い不溶性食物繊維は、大腸で余計な水分やカスを含んで便と一緒に出てくれるこれまた優れモノなのですが、もともと難消化性といって消化されないまま胃腸を進んでいくのが特徴なので、食べ過ぎはやはり負担に。
身体に善い!!と思っても、胃腸に自信のないときは控え目にしましょう。
・自律神経を整える
自律神経とは、脈拍や血圧や発汗などの自分の意志では調整することのできない部分を司る神経です。24時間働き続ける働き者の神経。
ご飯の後に「消化するぞー!うーーん!」と頑張っても消化が進むわけではないですが、それを意識に関係なく進めてくれているのが自律神経なんですね。有り難い。
自律神経には、活動時や昼間に活発になる「交感神経」と、安静時や夜に主に働く「副交感神経」があります。
そして、胃腸を含む消化器の働きに関わっているのは「副交感神経」です。
そのため、夜にしっかり寝る、お仕事などの緊張時とメリハリをつけてリラックスタイムをつくる…などが出来ていないと、昼の緊張と活動の「交感神経」からうまく切り替えられず「副交感神経」がきちんと働けないので、消化の力も落ちてしまうのです💦
食事にも気を付けているのに、いまいち消化がよくないな~…という時は、生活を見直してあげると回復に向かうかも。
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まだまだ湿気や冷房に振り回されて、身体が落ち着かない季節。
「いつもより胃腸がダメージを受けるぞ!気を付けるぞ!」
というのを念頭に置いて、しっかりケアしていきましょう。
とにかく早く梅雨明けてーーーーー(´;ω;`)
では、また(´▽`)ノ
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