免疫力の上がる栄養素を摂って自己防衛!②【機能性成分やその他の成分・腸を整える栄養素編】
こんにちは('ω')
前回に引き続き、
良く寝て・バランスよく食べ・手洗いうがい徹底!
己の免疫力を高めて自己防衛しよう!助けてくれる栄養素を知ろう!
ということで、今回は機能性成分とその他の成分・腸を整える栄養素をご紹介しようと思います(^-^)
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☆機能性成分とその他の有効な成分&腸を整える栄養素
必須栄養素である5大栄養素以外にも「免疫系・内分泌系・神経系・循環系・消化系などの機能を調節し、体調を整えて病気を予防する効果の認められた食品成分」のことを機能性成分といいます。この機能性成分を効率よく加工した食品で認可を受けたものが「特定保健用食品(トクホ)」
代表的な成分といえば、赤ワインに多く含まれる「ポリフェノール」緑黄色野菜の色素に含まれる「カロテノイド」辛み成分で有名な「カプサイシン」など。
また、機能性成分には惜しくも含まれてはいないけど細分化された働きを持つ成分もたくさんあります!
☆たんぱく質の一種
・ラクトフェリン
(母乳に豊富に含まれており強力な殺菌効果があるため、乳児の感染症予防や炎症の抑制に役立ちます。また、大人の免疫強化にも働きます。
腸内で鉄イオンと結合し、細菌の成長を止める働きをしてくれます!)
母乳や汗・涙などに含まれます。
牛乳やチーズなどの乳製品にも。
・カゼイン
(牛乳に含まれるたんぱく質の80%を占めている成分。消化吸収機能をアップして免疫力を高める働きがあります!)
牛乳やチーズなどの乳製品。
プロテインパウダーなどの栄養補助食品としても流通しています。
・レクチン
(細胞を活性化させ、細胞に付着した有害な細菌の増殖を防いだり、細胞の免疫力を高めることから、感染症予防に役立ちます)
ジャガイモ
インゲン豆・レンズ豆などの豆類
☆腸内環境を整える食品
腸は簡単に言うと、胃で消化されドロドロになった食べ物を小腸で消化吸収して必要栄養素を摂取し→大腸でその残りカスから水分を吸収して便を作るところ。
中でも残りカスと細菌でいっぱいの大腸は、スムーズに快調に働いてくれないとすぐに腐敗が発生して様々な不調に繋がります。
また消化の大きな処理場である腸には、食べ物と共に入ってきてしまったウイルスや病原性が侵入してしまうリスクがあるため、腸の壁の内側には免疫細胞が集中しており身体全体の免疫細胞の7割が存在しています。
・発酵食品
(発酵食品は、食品がが発酵することで酸性化し腐敗や食中毒を引き起こす菌の繁殖を防いでくれます。食べ物の残りカスを腐らせるのではなく、発酵という逆の効果をもたらすということ。)
ヨーグルトや乳酸菌飲料・チーズなどの乳製品
味噌・醤油・酢・ナンプラーなどの調味料
ぬか漬け・キムチなどの漬物
納豆・かつお節・塩辛・甘酒・アンチョビ・豆腐よう など
・食物繊維
(食物繊維は体内の消化酵素で消化されにくく、表面にたくさんの穴がある「多孔質」というスポンジのような形状のため、大腸内で水分や有害物質を含んでスムーズな排便につなげてくれます。
「水溶性食物繊維」は食べ物のカスをネバネバ成分で包んで外に排出し、「不溶性食物繊維」は水分を吸収して膨張し腸を刺激する働きを持ちます。)
「水溶性」→昆布やワカメなどの海藻類・こんにゃく・大麦・里芋など
「不溶性」→きのこ類・豆類・穀類・野菜・甲殻類など
・オリゴ糖
(乳酸菌のエサになって腸内の善玉菌が優位な環境になるよう働きます。便秘の予防や腸内環境改善に効き「お腹の調子を整える」特定保健用食品(トクホ)として認められています!
「フラクトオリゴ糖」「大豆オリゴ糖」「ガラクトオリゴ糖」など)
大豆などの豆類・きな粉・ハチミツ
バナナなどの果物
玉ねぎ・ネギ・ゴボウ・アスパラガスなどの野菜 など
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2回に分けてご紹介してきた「免疫力を高める食品」ですが、少しでも参考にしていただければと思います(^-^)
自己免疫が高ければ、感染の危機が近づいても自分を守れる!さらに自分が罹らなければ周りの人にうつす危険もない!
ご自身と周りの大切な方を守る小さなアクションをしていきましょう!
がんばろーーーー(^-^)
では、また(´▽`)ノ
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