11月のお休み&頚部(首)⑥【頚椎側屈に関わる筋肉】
こんにちは('ω')
急に寒くなって、秋はどこへ・・・?
毎年の事なので学習しないなって思いますが、
私はこの時期いつもよく眠れなくなるのですが、だいたい寝具のチョイスをミスって寒くて目が覚めてるんですよね。
寝具や服装には、注意しましょうね。。。
今月のお休みのお知らせです。
3日(月・祝)
10日(月)
17日(月)
24日(月・祝)
※12月のご予約も入り始めています。長期連休中は例年早めにご予約が埋まることが多いので、ご希望のお客様は早めにご連絡をいただけると助かります!
※只今ご新規のお客さまの受付は休止しております。予めご了承ください。
※ご来店時に手洗いをお願いしております。
お手数をおかけしますがご協力をお願いします。
今月もお知らせを作っています(^-^)
今回は「頚部側屈に関わる主な深層の筋肉」についてです!
側屈とは、頭を片方の肩に向けてまっすぐ傾ける動きで、電話を肩と頭で挟むような動作です。
側屈は、頚部の屈曲・伸展に関与する左右の筋肉の片側のみを収縮させることにより、同側の側屈が行われるため、
側屈に関わる筋肉は屈曲・伸展で使われている筋肉と同じになります!
【前側】
「胸鎖乳突筋」
胸鎖乳突筋は、耳の後ろの乳様突起から鎖骨と胸骨にかけてつながっている首の表層にある筋肉で、顔を横に向けると浮き出る筋肉です。
・頚部の屈曲、側屈、回旋に重要な働き ・頭部の安定 ・呼吸をするとき胸郭を広げるのを補助する ・肩こりや頭痛、めまいや耳鳴りに関わる などの役割があります。
胸鎖乳突筋
起始・・・【胸骨頭】胸骨柄の上縁
【鎖骨頭】鎖骨の内側1/3
停止・・・側頭骨の乳様突起、後頭骨の上頂線
「斜角筋群」
・前斜角筋(ぜんしゃかくきん)
起始:C3~C6横突起の前結節
停止:第一肋骨内側縁の前斜角筋結節、第一肋骨上面の隆起
頚椎に第一肋骨を引っ張り上げて胸郭を広げる呼吸筋としての役割と、反対に第一肋骨に頚椎を近づけて首を動かす役割の両方で働く筋肉です。
・中斜角筋(ちゅうしゃかくきん)
起始:C2~C7横突起の後結節
停止:第一肋骨の周辺に広く停止
前斜角筋と同様の呼吸筋ですが、前斜角筋より大きい。 前斜角筋・中斜角筋・鎖骨がつくる三角のすき間(斜角筋隙)を、鎖骨下動脈と腕神経叢(腕や手につながる神経や血管の束)が通っていて、このすき間が狭くなると、首から肩・手や腕などの痛みやしびれ、血行不良による冷えやむくみなどが起こる「斜角筋症候群」を引き起こす可能性があります。
・後斜角筋(こうしゃかくきん)
起始:C5~C7の横突起の後結節
停止:第二肋骨の外側面
頚椎下部から第二肋骨につながる筋肉で、前屈より側屈の動きを主に補助します。 第二肋骨に付着しているので、息を吸う際に大きく肋骨を持ち上げて胸郭を広げることで、肺への空気の取りこみを助けます。とくに深呼吸の際に重要な役割を果たしています。
【後ろ側】
「後頭下筋群」
・大後頭直筋(だいこうとうちょくきん)
起始:第二頚椎(軸椎 C2)の棘突起
停止:後頭骨の下頂線外側部
作用:頭部の伸展、堂側回旋
・小後頭直筋(しょうこうとうちょくきん)
起始:第一頚椎(環椎 C1)の後結節
停止:後頭骨の下頂線内側部
作用:頭部の伸展
・上頭斜筋(じょうとうしゃきん)
起始:第一頚椎(環椎 C1)の横突起
停止:後頭骨の下頂線外側部
作用:頭部の伸展、同側側屈
・下頭斜筋(かとうしゃきん)
起始:第二頚椎(軸椎 C2)の棘突起
停止:第一頚椎(環椎 C1)の横突起
作用:第一頚椎の回旋(間接的に頭部の回旋)
これらの筋肉は、頭部の細かな動きや安定に深く関わっていて顔や頭の向きを微調整しているので、私たちが無意識に頭の位置を保ったり、視線を安定させたりするために常に働いてくれています!
現代の生活では、長時間のデスクワークやスマホ使用によって頭が前に出た姿勢になりがちですが、この姿勢は後頭下筋群が常に引きのばされ緊張し続ける状態になります。 その結果、筋肉が疲労し、血流が悪くなり、筋緊張性頭痛や眼精疲労、首のコリなどの症状を引き起こします。
さらに、後頭下筋群には多くの神経が通っており、その緊張が続くことで後頭神経痛のような神経性の痛みが現れることもあります。 また、下筋群は眼球の動きと連動しており、筋肉のバランスが崩れると視線の安定性の低下や集中力の低下にもつながります。
「脊柱起立筋群」
0コメント