12月のお休み&年末年始の営業のご案内&神経について④【神経細胞の間を信号が伝わる仕組み】
こんにちは('ω')
12月になりました!
急に冬!寒い!
何か、飛行機の離陸の時のような、今までゆっくり走ってたのに急にやる気出して飛び立つじゃん!みたいな、そんな気持ちです。
今月のお休みのお知らせです。
2日(月)
7日(土)
8日(日)
9日(月)
16日(月)
23日(月)
27日(金)
※ご新規のお客さまの受付は休止しております。予めご了承ください。
※ご来店時に手洗いをお願いしております。
お手数をおかけしますがご協力をお願いします。
ちなみに、年末年始の営業時間はこんな感じです!
年末のご予約がかなり埋まってきているので、ご希望のお客さまは早めにご連絡いただけると幸いです。
年始は4日(土)より通常営業です。
お正月休み中はメールやLINEの返信が遅れますので、年明けのご予約は年内中にお願いいたします。
今月もお知らせを作っています(^-^)
今回は「神経細胞(ニューロン)の間を信号が伝わる仕組み」についてです!
前回は、身体を構成する細胞の中でもちょっと特殊な「神経細胞」は、
情報を受け取る「樹状突起」と、情報を伝える「軸索」で構成されており、神経細胞から神経細胞へと情報の伝達をしているというお話をしました。
そうやって「神経」はリレー方式で情報のバトンを繋げているのですが、今回はそのバトン受け渡しをどうしているかというお話です!
樹状突起で受け取った情報は、軸索を通って末端から次の神経細胞に伝えられるのですが、
軸索の末端と次の樹状突起の間にはわずかなすき間が空いていて、直接繋がっていません。
この神経細胞同士のつなぎ目周辺のことを「シナプス」といい、このすき間を「シナプス間隙(かんげき)」といいます。
シナプス間隙のすき間は5万分の1程度のごくわずかな間しかありませんが、軸索内を伝わってきた電気信号はそのまま樹状突起に伝えることはできません。
そこで、どのようにして情報のバトンを繋げているかというと、神経細胞を伝わってきた電気信号は、化学信号に変換されて次の神経細胞へ伝えられます。
軸索の末端まで信号が届くと化学物質(神経伝達物質)が放出され、樹状突起の受容体と神経伝達物質が結合して、また電気信号となって新たな神経細胞を伝わっていくという仕組みです。
・・・ん?
そもそも何で神経細胞同士繋がってなくて、いちいち信号を変換するなんてめんどくさいことやってるの??
繋がってた方が簡単じゃないの??
という疑問が湧いてきますが、これもちゃんと訳があります。
脳は部分によって役割が異なっていて別々の働きをしているため、必要な部分に必要な情報が伝われば事足りるので、集まってきた情報をすべてそのまま脳全体に伝える必要はありません。
逆にすべての情報をそのまま脳全体に伝えていたら、情報過多になりすぎて脳が正常に情報処理できず、脳がパンクしてしまいます。
(例えば身体が痙攣するてんかんという病気は、信号が流れすぎることにより起こります。)
こうしたことから、神経細胞を伝わってきた電気信号は、途中、化学信号に変換することでその信号を次の神経細胞に伝えるかどうかコントロールできるようになっています。
化学信号(神経伝達物質)には、興奮性(神経を興奮させる)ものと、抑制性(神経の興奮を抑制する)のものがあり、伝える必要性がない情報は信号が抑制され、途中で消滅するようになっています。
このように、電気信号をいったん化学信号に変換するのは、必要な信号だけを適切な場所へのみ伝えられるようにするためと、より複雑な情報伝達をかのうにするためなのです!
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次回は、神経伝達物質についてもう少し掘り下げてみようと思います!
では、今月もSORAをよろしくお願いいたします♡
では、また(´▽`)ノ
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