11月のお休み&神経について③【神経細胞と情報伝達】
こんにちは('ω')
11月に入って、急激に冬っぽさがやって来ましたね!
つい最近まで半袖を着てるような陽気だったので、まだ身体が冬仕様に移行できておらず、ここ数日は頭痛やダルさ、熱はないけど風邪っぽい症状だったりと、皆様体調不良を訴えていらっしゃいます。
寝具やパジャマの調節や消化の良い食事など、しっかりとご自身の身体と向き合って気を付けていきましょう。
今月のお休みのお知らせです。
4日(月・祝)
11日(月)
18日(月)
25日(月)
ご新規のお客さまの受付は休止しております。予めご了承ください。
※ご来店時に手洗いをお願いしております。
お手数をおかけしますがご協力をお願いします。
今月もお知らせを作っています(^-^)
今回は「神経細胞と情報伝達」についてです!
前回までに、脳から脊柱を通る「中枢神経」から、身体の隅々まで伸びる様々な「末梢神経」によって刺激による情報を集めたり、脳からの指令を伝えて身体を動かしたりしていることをお話していきました。
今回はさらに、その情報をどうやって伝えているか!というお話です。
脳を構成する細胞には、神経細胞(ニューロン)とグリア細胞があります。
神経細胞は、脳や脊髄などの神経系を構成する特殊な細胞で、電気信号を発して情報のやり取りをしています。
脳の複雑な活動は、神経細胞のネットワークによって成り立っています!
神経細胞は、細胞体・樹状突起・軸索 の3つの部分で構成されています。
細胞体・・・神経細胞の本体で、他の細胞と同じように核やミトコンドリアなど細胞を構する器官がある。細胞膜が変化して、樹状突起や軸索が出来た。
樹状突起・・・細胞体から放射状に何本も枝のように伸びている突起で、他の神経細胞から電気信号の情報を受け取る「入力アンテナ」の役割をしている。
軸索・・・細胞体から一本だけ長く伸びた部分で、樹状突起で受け取った電気信号は軸索の中を伝わっていき、他の神経細胞の樹状突起に信号を伝える「出力装置」の役割を果たしている。軸索の先端は、次の神経細胞に効率よく情報を伝えるため先端が枝分かれしている。
このように神経細胞は、樹状突起と軸索を繋ぎ合って情報をリレーのように伝えています!
また、神経細胞は脳全体の約10%で、残りの90%はグリア細胞が占めています。
グリア細胞は神経細胞のすき間を埋めるように存在しており、神経細胞を支えたりまとめたり、結合組織のような働きをしています。
形や役割の違いから、大きく3種類に分類されます。
・星状グリア(アストロサイト)
グリア細胞の中で最も多く、星のような突起を伸ばした形をしている。神経細胞を支え、血管から取り込んだ栄養を神経細胞へ供給している。さらに、脳内へ血管を通して有害物質が入らないように関門の役割をしている。
・小グリア(ミクログリア)ミエ輪
脳内の免疫機能を維持し、老廃物(死んだ神経細胞や細菌など)を処理するなど、血液中にある白血球のような働きをしている。
・希突起グリア(オリゴデンドロサイト)
小型で突起の少ないグリア細胞。突起を神経細胞の軸索に巻き付け「ミエリン鞘(髄鞘)」という絶縁効果のある被膜をつくることで、信号の伝達速度を高めている。
また、神経細胞にはミエリン鞘がある「有髄神経」(情報を遠い所に早く伝える)と、ミエリン鞘のない「無髄神経」(情報を近い所にゆっくり伝える)があり、
ミエリン鞘があると、情報の伝達速度が10倍速くなるといわれています!
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次回は、神経細胞同士がどうやって情報を伝えあっているのか、もう少し詳しくお話していきたいと思います!
では、今月もSORAをよろしくお願いいたします♡
では、また(´▽`)ノ
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