五月病①【こんな状況の方は要注意!】
こんにちは('ω')
あっという間にGWが終わって、一週間・・・
今年はお天気にも恵まれて、お出かけを楽しまれた方も多いと思います(^-^)
そしてGW明けの今週・・・雨!寒い!!
会社や学校など、日常生活に戻るのがずーんと重く、ちょっと辛い一週間でしたね(;´∀`)
よくGW明けに「連休が終わってしまってやる気がでないな~」のような気分を「五月病」なんて呼ぶことも多いですが、
「五月病」って本当はもっと早く始まっていて、怖いものなんです。
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「五月病」とは、
簡単に言うと「気分が落ち込んで、気力や行動力が乏しくなった状態」を言います。
症状は、なんかやる気が出ないな~。というような軽めのものから、
会社に行こうとすると、抵抗感があってどうしても家を出られない・・・というような重めのものまで様々。
(主な症状)
・身体がだるく、気力が湧かない。
・風邪などひいていないのに、頭痛・めまい・胃腸の不調などが頻繁に起こる。
・気分が滅入る日や時間が増えた。
・会社や学校に行くのに抵抗感を感じる。
・他人に会うのをおっくうに感じる。
・夢中になっていた趣味に興味が湧かなくなる。
・日常的な家事なめんどくさく、やる気が出ない。
・寝つきが悪い・途中で目が覚めるなど熟睡できない。
・イライラ・落ち込み・無気力など感情のコントロールがうまくできず不安定。
など・・・
これらの症状って、何かに似ていると思いませんか・・・?
・・・そうなんです(´・ω・`)
「抑うつ状態」「適応障害」「うつ病」
など、心の病気と症状が重なります。
そのため「五月病」と言うと、ちょっとしたサボり病のように軽く見られますが、
症状が進行すれば、立派な心の病。舐めてかかったらいけません・・・
しかし、なんで五月病になってしまうのでしょうか???
それは、大きく3つの要因があります。
①自分自身の環境や人間関係が大きく変化した人
就職や進学、転勤や転職などで置かれる環境がガラッと変わることによる緊張感やストレス、環境に適応しようとしすぎて無理してしまった・・・
昇進などで、新たな責任ある立場になったことによる気負い・・・
など、喜ばしいことを含めあらゆる変化は人にストレスを与える原因となります。
変化に適応するために、自覚以上の気力・体力を4月の一ヶ月間使いまくった結果、連休に入ったとたん緊張の糸が切れてしまい、感情の落差に戸惑ってしまうということが起こります・・・
②自身の周りの変化が大きかった人
自分自身は特に環境の変化がなくても、例えば仲の良かった同僚が移動した・直属の上司が変わったなどで、職場の雰囲気や人間関係に変化があったという方も、やはり新たに作りあげる環境に知らず知らずのうちにストレスをため込みます。
また、子供の受験・卒業・入学など、家族内の状況の変化で慌ただしかった方も。
特に、大学入学などで子供を送り出したお母さんは、燃え尽き症候群のようになってしまうこともあります・・・
③大きな変化を経験した人
例えば、自分自身や家族が大きな病気やケガで日常生活が送れなくなってしまい、そこからの復帰を頑張っている方。
また、長期休養から復職して半年以内の方。
他にも、結婚や離婚、死別など大きなライフイベントを経験したばかりの方も、今までの日常生活とは違うリズムで過ごすことで、やはり知らず知らず無理をしてしまうものです。
このように「変化」というものは、良くも悪くも緊張や警戒を強いられるもの(´・ω・`)
「五月病」の引きがねはそこらへんに転がっています💦
もともとは「几帳面」「完璧主義」「責任感が強い」人が五月病にかかりやすいと言われてきましたが、
どうも近年、これらに当てはまらない人も発症するケースが増えていると聞きます。
ストレスの多い現代だからこそ、誰もが五月病に罹る可能性があるのです!怖い!
では、五月病にならないためには?罹ってしまったら??
ということを、体内・脳内の働きと共に、次回お伝えしていきます(^-^)
では、また(´▽`)ノ
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