「噛む」ことは生きること!【咀嚼筋】①
こんにちは('ω')
今回は、顔と頭部に存在する大事な筋肉「咀嚼筋」について、また噛むことの大切さについて、お話していきたいと思います(´▽`)
前にお伝えした「顔面表情筋」は、様々な表情を作り出す筋肉でしたが
この「咀嚼筋」は「噛む」ために働く筋肉!
毎日の食事でなにげなく「噛む=咀嚼する」ということを行っていますが、「噛む」という行為は脳や身体、美容にもとっても大切な働きをしているって、ご存知でしょうか(´・ω・`)?
最近では柔らかい食べ物が好まれ、忙しさから食事を短時間でパパッと済ませたい方も多いため、一回の食事で噛む回数が約600回程だそうです。
これだけだと多いのか少ないのか分かりにくいですが、弥生時代ではなんと一回の食事で4000回噛んでいたそうな!!どんだけ固いものを・・・(;゚Д゚)
これが江戸時代で2000回弱、戦後に激減して今に至る・・・という感じです。
調理法の発達や食材の手に入りやすさで、どんどん食べやすく・美味しくと、食事のクオリティーは上がっていきましたが、結果咀嚼の回数が減ってしまいました(´・ω・`)
まずは、噛むことでこんなにいいことがあるんだ!!ということを、しっかり理解することが大事です♬
「噛む=咀嚼」の効用!大切さ!
①食べ物の消化を助けて、吸収を促進
咀嚼は唾液の分泌を促し、胃腸での消化吸収を促進します。
そのため、よく噛まないと消化器官に余分な負担をかけ、消化不良を起こすことも!
また、ビタミンCなど栄養成分の中には咀嚼中に口腔粘膜から吸収されるものもあり、咀嚼時間が長いほど吸収率が高まるので、よく噛みましょう!
②虫歯・歯周病予防
よく噛むことで唾液の分泌は倍増されます!そして唾液に含まれる免疫物質が細菌を減少させるため、口腔内の清潔が保たれています!
そのため、唾液の分泌が少ないと歯周病・虫歯・口臭の原因になります(´・ω・`)
③ガンや老化を予防する
唾液に含まれるペルオキシダーゼというたんぱく質には、発がん性物質の発がん作用を抑える働きがあります!また、老化現象の原因となる活性酸素を抑制する働きもあるので、よく噛むことは老化防止にもなります!!
④脳の刺激!活性化!
おいしい・まずいなど味覚を刺激したり、頭部の骨や筋肉が咀嚼によって動くことで血液循環がよくなると、脳神経が刺激され脳の働きが活発になります!
また美味しいものを食べると、ドーパミンなどの快楽物質が分泌されます(*‘∀‘)
⑤ストレス解消と肥満防止
ゆっくりと時間をかけて食事を楽しむということは、緊張をほぐし精神を安定させ、幸福物質のセロトニンの分泌を増やします。
また、ゆっくりとよく噛んで食べることによって満腹中枢を刺激し、少ない量でもお腹いっぱいに感じやすくなります!!そして、たくさん噛むことで、抗肥満効果のある神経物質ヒスタミンが放出されるので、過剰な食欲を抑制してくれます!噛まなきゃ!!
⑥強いあごを作り、顔の筋肉も鍛えられる
固いものをよく噛んで食べるには上下のあごの骨を大きく動かす必要がありますが、そのためには、咀嚼筋や舌の筋肉・首の筋肉・表情筋など、たくさんの筋肉を柔軟に使わなくてはなりません。
「噛む」行為を毎日繰り返すうちに次第にあごや各筋肉が鍛えられ、丈夫なあごを作り、顔全体のリフトアップもしてくれます♬ステキ!
反対にあごが発達していないと、歯並びが悪くなり運動能力が低下するなど、健康被害がでる恐れがあります(>_<)
⑦そのほかにもいろいろ!
免疫機能の向上、頭がスッキリしやすい、記憶力アップ!
鼻呼吸がしやすくなる、しわやたるみの予防!などなど、いいことたくさん!
「噛む」って本当に大切!
しかも誰もが日常に行う、特別でないことなので
食事の時のちょっとした注意で、今日からすぐに実践できることです(´▽`)♬
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次回は「咀嚼筋」の働きをお話します(*´ω`*)
写真がないので、美味しかったハンバーグの写真でお別れ~(´▽`)ノ
お腹すいちゃう(*´ω`*)♡
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