猫背や巻き肩の原因に!【小胸筋①】
こんにちは('ω')
今回は「小胸筋(しょうきょうきん)」のお話です!
「肩こり」を感じた時に皆さんが気になることが多いのが、肩関節や肩甲骨、首筋など。
そこにさらに加えて意識していただきたいのが、胸部の筋肉である「小胸筋」です。
小胸筋は、胸の表面にある大きい大胸筋の内側(深部)にある小さい筋肉です。
背中や肋骨につく筋肉と協力して肩甲骨を外側や下向きに動かすと共に、肋骨を引き下げる働きがあります。
また、胸郭を広げ呼吸のサポートをしてくれます。
第3・4・5番目の肋骨の前面からスタートして、肩甲骨の内側にある烏口突起についています。
・・・ここで重要なのは、筋肉は基本的に身体の中心から外に向かって付いているのですが、小胸筋ももちろん同様。
イメージとしては、太いゴムが肋骨から生えていて→それを引っ張って肩辺りにセットした・・・というように想像してください。
柔軟性があるうちはビヨンビヨンと良く動きますが、ゴムが硬くなってしまうと伸びなくて、肩と肋骨の距離を離しにくくなりますよね(>_<)
その状態は、肩が内側に入っていわゆる巻き肩になってしまいます。
そのため、小胸筋が硬くなると姿勢が猫背になる原因となってしまうのです!!
小胸筋が硬くなる原因は?
日常の動作や仕事中の姿勢などは、どうしても手を前に出してする作業が多いと思います。
パソコン操作やスマホ、掃除中や台所仕事など、腕を前に出すために背中が丸くなり少し頭が前に出るような姿勢になっていることもしばしば・・・
その姿勢に慣れてしまって巻き肩・猫背の癖がついてしまうと、腕を前に伸ばしていなくても身体の前面の筋肉が伸びにくくなっているので、小胸筋も縮みっぱなしになってしまうのです。
特に、パソコン作業中肘が浮いていたり、顔の前にスマホを持ってきての操作など、長時間前に腕を持ち上げる動作が多い方は要注意です!
では、硬くなってしまった小胸筋をゆるめたい!と思ったときは、どうすればいいでしょう・・・
初めにお伝えしたように、小胸筋は大胸筋の後ろにあるインナーマッスルです。そのため、揉み解すというのは難しいうえに、小さな筋肉です(>_<)
ではどうすれば有効に小胸筋はにアプローチできるのか?
ということを、次回お伝えしようと思います!
では、また(´▽`)ノ
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