ゆる減塩生活【基礎編】
こんにちは('ω')
前にもちょっとお話した通り、現在ゆるく減酒&減塩チャレンジしている私ですが、どうも減塩が捗らない…本質が分からない…ということで、「塩」について基礎を知ろう!応用できるようにしよう!という試みです(^-^)どうぞお付き合いください♡
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塩とは?
食事の味付けで最もシンプルで美味しい定番中の定番「塩」!
今では、高級な塩からフレーバー塩、銘柄塩など世界中にはいろんな種類があって、お料理ごとに使い分けたりとこだわっている方もいらっしゃいますね(^-^)
使いやすく精製や加工をすることでナトリウム成分が主になった「精製塩」
ナトリウム以外にもミネラル分豊富な「岩塩・天日塩・湖塩」
などがあり、私たちの食生活に欠かせないものになっています。
塩は悪者!病気のもと!!摂っちゃダメ!!!
と思われがちですが、そもそもミネラルとは「体温や体液の濃度などを一定に保つために身体に必須!」で、多くても少なくても困ってしまう栄養素。
ナトリウムももちろん必須なミネラルなので、当然摂っちゃダメ!ではないのです。
ただ、良い面・悪い面があるのは確か。
ナトリウムと塩素(塩化ナトリウム)は、体内の水分量が常に適切であるように調節をしていたり、神経や筋肉を正常に動かすために働いたりという重要な役割を持っています。
体内に入った塩化ナトリウムは、小腸で吸収された後98%は尿として排泄されます。
しかし、体内の水分を調節するということは、細胞内外の塩分濃度を保つということでもあり…つまり、前にもお話した「浸透圧」の問題がでてくるのであります(^-^)
ナトリウムは細胞膜で通行止めにあってしまうので、細胞外液がしょっぱいままになってしまうのは身体としては困るんだよね・・・ということで、細胞内外の水分を引っ張ってくることで濃度を均等にしよう!!!
というのが、浸透圧の働きです(^-^)
ただ、ナトリウムを継続的に多量に摂取していると、細胞内外からどんどん水分を外液に送り込んでも足りないじゃん!
ということで細胞にたくさんの水分を蓄えなきゃなりません(´・ω・`)
その結果、水分を抱え込んだむくみや、体液の量が増えたことによる血圧上昇を招いて、生活習慣病を引き起こす原因になってしまうのです!怖い!
しかし塩は、日本人の食卓に欠かせない「味噌や醤油」にも含まれているし、
腐敗や酸化防止という作用を利用して保存食を作ることにも欠かせないのが「塩」・・・
減らす努力はしても、まったく摂らないというのは生活していくうえで無理があります。
しかし!ナトリウムがじゃんじゃん増やした水分を排出する救済ミネラルがちゃんと用意されています!!すごい!
ナトリウムとカリウム
カリウムは、細胞に溜まった余計な水分を排出してくれる働きを持っています!
水分を蓄えるナトリウムとは逆の働きをしてくれるってことですね(^-^)
ナトリウムは細胞の外に多くあり、細胞内の水分を引っ張ってくることで細胞外液を薄めた結果細胞内に余計に水分を溜め込もうとしますが、
カリウムは、細胞の中に多く存在しながら細胞内に入ってきたナトリウムを汲み出して水分を排出し、浸透圧が正常に保たれるように水分バランスを調節してくれています!
これを「ナトリウム・カリウムポンプ」といいます。
このナトリウムとカリウムの相互作用によって、体内の水分量を一定に保ったり、それによって血圧を調整したり、その他にも、神経刺激の伝達・心臓機能や筋肉機能の調節・ホルモン生成・・・など、身体の恒常性を維持するのに大切な働きが行われているのです!大事!
この身体を正常に保つのに重要!なナトリウムとカリウム。
本当はバランスよく摂取するのがいちばんいいのは分かっているのですが、どうしてもナトリウム過多になってしまいがちな現代の食生活です(´・ω・`)
だって、味の濃いもの美味しいし、たまにはジャンクなものもスナック菓子も食べたいよ・・・
カリウムって何食べたらいいの?
ということで、次回はゆるく食事内容を見直す「応用編」をお送りしたいと思います(`・ω・´)
では、また(´▽`)ノ
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