糖質①【糖質の種類と役割!】
こんにちは('ω')
今回は、五大栄養素「糖質」!!
最近ではダイエットの代名詞のように有名な「糖質制限」ですが、
そもそも、糖質って何?なんで太るの??
ということを理解して、意味のあるダイエットに役立ててもらえたら!と思います٩( ''ω'' )و
糖質とは
糖質というと、
砂糖やお菓子、はちみつ、果物、清涼飲料水・・・などのいわゆる「甘いもの」
ごはんやパン、麺類、春雨、いもや豆など植物性食品に多く含まれている・・・「でんぷん」
などが、主な糖質源になっています!
ちなみに「炭水化物」は「でんぷん+食物繊維」なので
炭水化物から食物繊維を抜いたものが、糖質ということになります(^-^)
糖質は、最小単位である「単糖」がいくつつながっているかや構造で、分類が分かれます!
いちばん小さい単位が「単糖類」(ブドウ糖・果糖)
☆←単糖
単糖が2つつながったのが「二糖類」(麦芽糖・ショ糖(砂糖)・乳糖)
☆ー☆←二糖類
単糖が3~10個つながったのが「オリゴ糖」
☆ー☆ー☆ー☆←オリゴ糖
単糖が10個以上つながったものが「多糖類」(でんぷん・グリコーゲンなど)
☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆←多糖類
また、構造の一部がアルコール類特有の形をしている「糖アルコール類」も糖質の一種です。
(果物や野菜・海藻・きのこ・ワインや日本酒・醤油や味噌などの発酵食品に多く含まれる)
ブドウ糖は果物や植物の根など、果糖は果物やはちみつ
オリゴ糖や砂糖は、調味料として料理によく使われるし、
穀類・いも類・豆類などには多糖が含まれています!
そう考えると、完全に糖質を抜く!!というのは、不可能ですね(´・ω・`)
食べ物に含まれる糖質は、
全て最小単位である「単糖」にまで分解されてから吸収され、各細胞に運ばれます(´▽`)
ごはんやパン、いも類などの「でんぷん」は、よく噛んでいると甘みが出てきますが
「でんぷん」が「単糖」に分解されて細かくなっているということですね♬
3大栄養素である「たんぱく質」「脂質」「糖質」は
すべてエネルギー源になりますが、
前回お話した「脂質」は分解されるとき1gあたり9㎉のエネルギーを生み出す、効率のいい大きなエネルギー源でしたが、
「糖質」は「炭素+酸素+水素」の化合物なので、体内でスピーディーに「二酸化炭素と水」に分解され1gあたり4㎉のエネルギーを産生します!
「脂質」よりはエネルギー量は少ないながらも、素早く即効性の高いエネルギー源が「糖質」です(∩´∀`)∩
疲れてくると「甘いもの食べたーい(´;ω;`)」ってなるのは、
身体の欲求で、すぐエネルギーをくれる「糖質」を摂りなさい!ということなんですね♡納得
また、「糖質」の大事な役割の一つとして
「脳の栄養となるのは、ブドウ糖だけ!!!!」
というのがあります。
たんぱく質や脂質から産生されるエネルギーでは脳の栄養にはなりません・・・
そのため、糖質の極端な不足は
脳の燃料切れによる思考力・記憶力の低下、疲労感や脱力感などの原因になります💦
「朝はちゃんとごはんを食べなさい!」というのも、朝から頭を働かせるのに必要!という昔からの知恵ですね☆
さて、「糖質」は摂取すると消化吸収され、血液と一緒に身体の中を巡って各細胞に届けられて、即効性の高いエネルギーとして働く!
・・・というとこまで分かりましたが、
余ってしまった「糖質」はどうなるんでしょうか?( ˘•ω•˘ )?
エネルギーとして消費されなかった「糖質=分解されてできたブドウ糖」は
「グリコーゲン」として血液中に存在するほか肝臓や筋肉細胞に貯蔵され、必要に応じて使用されます!!
しかし、人体全体で備蓄できるグリコーゲンの量は意外に少なく、炭水化物にして約320~480gとされています。
そのため、備蓄量以上の糖質を摂っても貯めておけないため、中性脂肪に変換され内臓脂肪として貯蔵されてしまうので、肥満の原因になってしまうのです(*´Д`)怖い!
これが「甘いものを食べ過ぎると太る!!」という一番の原因ですが、
細胞に摂りこんだり、エネルギーにしたり!というのは「血糖値」も関係してきます( ˘•ω•˘ )
もちろんダイエットどころか健康に大きな影響を与える「血糖値」・・・長くなりそうなので、続きは次回改めて!!
次回は血糖値のお話を含めて、糖質と太る関係を詳しくお伝えしていきたいと思います♬
では、また(´▽`)ノ♡
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