生姜は摂り方で効果が変わります!!
こんにちは('ω')
本格的に寒い季節がやってきました!!!
冷え性さんが摂りたい食材といえば「生姜」ですが、
実は・・・摂り方によって、ちっとも期待通りの働きをしてくれないこともあるんです(>_<)
私も、何でもかんでも生姜入れればいいと思っていたのでショック・・・
今回は、欲しい効果をきっちり活かせるよう「生姜」の摂り方をお伝えします!
成分の特徴と使い方
鍋物や炒め物、薬味で魚や豆腐に添えたりと、様々な使い方のできる生姜ですが、
その独特の辛みや爽やかな香りの成分は、調理の仕方によって効果が変わります。
「ジンゲロール(ギンゲロール)」
生の生姜に多く含まれる辛み成分。
☆白血球を増やし、免疫機能を活性化する。
☆強い殺菌作用や抗酸化作用をもつ。
☆抗炎症効果があり、神経痛や肩こり・腰痛などの痛みを緩和する。
☆血行促進して身体の表面温度を上げ、体内温度を下げる。
まず、ジンゲロールの代表的な効果といえば「殺菌作用」です!
昔からお寿司や刺身を食べるときはガリやおろし生姜が添えられていますが、これは衛生や冷蔵技術が発達していなかった頃からの殺菌の知恵で、食中毒の予防に効果があります。
また、ジンゲロールは血行促進効果がありますが、体内の熱を取り除き身体の表面を温めることから、風邪の引き始めや悪寒がするときは効果的です。
また、身体に熱がこもるときにも有効。
しかし、体内の温度は下げてしまうので、慢性的な冷え症には不向き。
「ショウガオール」
加熱や乾燥させた生姜は、ジンゲロールがショウガオールという成分に変わる。
☆胃腸の壁を刺激して血流を高め、体内温度を上げる。
☆血管を広げて血行を促進し、代謝や免疫力をアップする。
☆アドレナリンの分泌を促して、脂肪を消費しやすくする。
☆細胞の酸化を防ぐ。
ショウガオールは、末端を温めるジンゲロールと比べて身体の深部を温めるパワーが段違い!!
胃腸の壁を直接刺激することが出来ること、心臓から押し出す血液量を増やして血管を広げることで、身体の芯の血流を増やして深部の熱を発生させ、身体の奥からポカポカと温めてくれます!
また、アドレナリンの分泌を活性化して体脂肪が燃えやすい状態をつくり、脂肪燃焼してダイエットにも効果があると言われています。嬉しいですね(^-^)
「ジンゲロン」
ジンゲロンも加熱・乾燥によりジンゲロールが変化した成分です。
ショウガオールと同じく、身体の深部を温め、慢性的な冷え性や芯から冷えている時などに役立ちます。
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では、生の生姜をどのくらい加熱するとショウガオールに変化するのか・・・というのが気になってきますね。
調べるといろいろな情報があって正確なことは分からなかったのですが、
平均すると、
・30分~1時間
・茹でる・蒸す・オーブン焼き(レンジもOKという情報もあり)
・80℃~100℃
で加熱するのが良いようです。
出来れば煮込み料理などでしっかりと火を入れた方がショウガオールとして効果が期待できそうです。
逆に炒め物でサッと火を通すくらいなら、加熱してもジンゲロールの働きをするということですね(^-^)
また、生でも加熱でも効果の高い生姜ですが、身体に良い!と思って食べ過ぎると、胃腸に刺激を与えすぎて腹痛や下痢を引き起こしやすくなるので注意が必要です。
もともと胃腸の弱い方は、胃痛やムカムカ感がでることもあるので、加熱してあるものでも注意しましょう。
一日の適量は、生のスライスで7~8枚ほど(約5g程度)
になります。
自分の体調に合わせて、上手に生姜を使って寒い冬を乗り越えましょう!!
では、また(´▽`)ノ
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